グループホーム「ほっと館」見学会ー報告

2005年9月1日 12時10分 | カテゴリー: 福祉

8/6 調布・ネットワーク福祉部会企画の高齢者住宅「ほっと館」見学会に12名の参加をいただきました。
 ほっと館は、江戸川区の遊歩道に面していることから、前庭の植栽も手入れがゆき届いていました。遊歩道と一体化しているため散歩や写生のスポットにもなってきたそうです。2階のダイニングキッチンで、発起人の藤居さん・弟子丸さんから、設立の経緯と運営について説明をうけました。

◇きっかけから〜ほっと館完成まで◇
 2000年夏に企業男子寮を転用してみないかという話から「ほっと館」計画がスタート。建物改修にさまざまな分野の専門家を集めるために、この指止まれ方式で設計士、コンサルタント、不動産業者、税理士、弁護士、ホームヘルパーなどの仲間づくりの成功にまずびっくり。
 しかし物件が他への利用が決まり頓挫。仲間が解散するのかと思いきや「本当に創りたいものを一から考えられる」と何もないところから新たにスタートしたという。
 お寺の住職さんから「宗教法人の所有地を貸してもいい」との申し出があり、2002年にNPO法人「ほっとコミュニティえどがわ」を設立。当初管理運営だけを考えていたが、建物の所有権を持っていないことが将来居住者の不安とならないために、と自前での建物建設に。
 当初の建設費用は1億3千万円だった。金融機関との交渉は、担保や実績などさまざまな難関があったが救いの手は大勢の応援団。資金提供の申し出が相次ぎ、「ほっと債」を発行し、3千万円を集めた。これが域貢献度や事業性に加え、自己資金力として大きく評価され、地元信用金庫から融資が決定した。1F部分に小児科が入居。レストラン「ほっとマンマ」を併設した。ついに2004年12月ほっと館オープン。入居希望受付可とのことでした。 
<見学会に参加して・・>
○この建設までの経過を聞いていて驚くことばかりでした。
1番は、転用話に取り込んだこと。2番目は、多くの専門家が仲間として加わったこと。3番目は、転用話がなくなったとき諦めなかったこと。4番目は、ゼロから建設資金を作ろうと工夫をし、粘り強く金融機関に交渉したこと。5番目は、初志を貫徹したことです。私も自分の老後の設計を考える時期に来ています。選択肢の一つとして調布にも「ほっと館」があったらいいなと思います(大木)。