都政フォーラムin調布〜国分寺崖線の緑の保全

 都でできること、市で出来ること 

 
03.11.13 調布市文化会館たづくりにて、生活者ネットワーク・都政フォーラムin調布を開催しました。

■今、東京都内でただ一つ名水百選に選ばれている「真姿の湧水(湧泉)」の真上に計画されているマンション建設が問題となっています。
また調布市でも、国分寺崖線にマンション建設がされたり、雑木林がある日突然姿を消したりしています。
 ーーどうしたら、こういった開発から緑地を守っていけるのか?ーー
都でできること、市で出来ることについて、大西由紀子都議会議員を招いて意見交換を行いました。(司会:村上調布ネット政策委員長)

 まず、調布市環境部環境保全課職員から緑の保全への取り組み経過のおはなしをしていただきました。調布市自然環境保全計画を市民参加で策定し、市民とともに崖線や市内の雑木林の保全の取り組みが進行中であることが報告されました。初めて聞く人もいて改めてわが町調布の環境保全の現状と問題点を認識しました。
 国分寺市・国立市選出の大西さんからは、ちょうど今問題になっている「真姿の湧水(湧泉)」の真上に計画されているマンション建設問題について、これまでの取り組み経過を話していただきました。また国立市の景観条例はで急遽つくられたものだが、その後のマンション計画にはよい影響がでている。「地元の自治体がどんなまちづくりのルールを持っているか、いないかが、建設事業者に大きな影響がある」
というお話に、調布のまちづくりのルールをしっかり作っていくことの大切さを再認識しました。(リポート:環境部会江刺益子)