地下水保全条例を調布にもつくろう!〜その3〜

ネット連続講座第2回  調布の現状と課題

第1回「小金井市湧水地下水保全条例に学ぶ」に続き、第2回(7月29日)はテーマ「調布の現状と課題」について、ネット代理人・八木あきこ市議から立川の地下水汚染や多摩の地下水の会の活動について報告しました。
 
 講師の調布市環境保全課長の小豆畑耕一さんからは「調布市の飲み水は地下水60%であり、これは降雨量の2/3を地下水としてくみ上げていること。湧水の箇所が減少してはいるが、国分寺崖線があり恵まれている。降水を地下水にするため市では雨水浸透マスの設置を呼びかけ、現在1万基近くが設置されている。地下水保全の課題としては、土壌汚染防止や環境確保のため、化学物質を使う事業所は届出制になっているが把握が難しく、開発行為へはどう規制するかが難しい。」などのお話がありました。(レポート:荒木千恵子)

※次回は条例づくりのためのワークショップを行う予定です。