◎原発の是非を決めるのは誰?

2011年12月2日 18時44分 | カテゴリー: ◇活動報告

原発都民投票への市民の活動が始まっています

 
過去最大の原発事故を起こした東京電力第一原子力発電所。収束への道筋も確定しないまま、やがて9か月を迎えます。県全体に甚大な被害を受けた福島県は原発を排除した復興計画を策定しました。こうした中、原発の電気を使い続けた私たち都民も原発について発言すべきだと考える人が大勢います。

パネルアンケートに大きな反響
 パネルを掲げて「原発を進めるかどうか誰が決めるべきだと思いますか」と呼びかける声に、足を止めてパネルにある「政治家・電力会社」と「市民・国民」の二つの枠に丸いシールを付けていく人のほとんどは市民・国民のほうに貼っていきます。
調布駅前で声掛けをしている人たちは、原発のことは国民が自分で考えて決めたい、その1点で出会い、活動を始めた市民たち。1か月前には存在も知らなかった人たちが、同じチラシを持って道行く人に声をかけています。

都民投票を行うための直接請求
 福島原発の事故が起こったとき、ドイツでは市民の大規模なデモが起こり、いち早く原発からの撤退を政府が表明しました。イタリア、スペインでは国民投票が行われ、国民の意見がはっきりと示されました。
 駅前で呼びかけている人たちが目指すのも、国民の声をきちんと投票という形で表すこと。一人一人の声が政策に影響を与えるなら、市民もしっかり勉強し議論して自分なりの結論を見つけるはず。政府の失態を責めるだけではいられなくなる…
 投票を行うための手続きとして、都民有権者の50分の1以上の署名を集め、都知事に提出すると、都知事は都議会に提案しなければならない。都議会で採択されて初めて都民投票を行うことになる、その最初の1歩の活動です

受任者って何?
 今、彼らが呼び掛けているのは「受任者になってください」ということです。聞きなれない言葉に、思わずひいてしまう人が多いのも事実です。受任者というのは、署名を集める人のこと、直接請求では誰でも勝手に署名を集めることはできず、誰かに署名簿を廻して「お願いね」というわけにもいきません。受任者に登録した有権者だけが、署名する人(それも同じ自治体の有権者でなければだめ)に直接書いてもらうことができます。
 しかも、署名期間は東京都の場合はきっちり2か月間だけ。期間からはみ出した日に書いた署名は無効になります。短期間にたくさんの署名を集めるためには、たくさんの受任者が必要なしくみになっているのです。
 パネルで「市民・国民」のところに丸いシールを貼った方や、同じように市民・都民の意見で決めるべきと考える方は、ぜひあなた自身が受任者になって、原発の是非を都民の投票で決める活動に参加してください。