市長選挙に向けて

2018年6月29日 14時05分 | カテゴリー: ◇活動報告

来月7月8日は調布市長選挙と市議会議員補欠選挙の投票日です。

現在、立候補予定者は3人。5期目を目指す現職の長友貴樹氏と市議会議員4期目の鮎川ゆうすけ氏、昨年都議会議員選挙に挑戦した新井匠氏です。

調布・生活者ネットワークは、6月24日に調布駅前広場で行われた公開討論会やこれまでの発言、配布されたチラシなどから、私たちの政策に照らして、3人の中から一人を選ぶための争点を探りました。

*市長任期について

16年前、生活者ネットワークも応援した新人としての長友氏の第一の政策は「前市長の5期目の阻止」でした。「どんな人でも20年は長すぎる」という政策に共感した当選だったと思っています。

・現職長友氏・・今回の自身の5期目について、「選ぶのは市民」「市長をやってみて考えが変わった」という発言がありました。私たちは、権限の大きい市長だからこそ、長期の弊害は懸念されるし、現実のものとなっていると感じています。

・新人鮎川氏、新人新井氏・・当然、当初の言葉との矛盾を批判しています。新井氏は2期8年と明確にし、鮎川氏は自身の任期について制約をつけてはいません。

*もう一つの公約「女性副市長」について

・長友氏・・16年間一度も提案すらされたことありません。

・鮎川氏・・「女性の視点は大事」と言って女性の登用を掲げています。但し、「きめ細やかな」とか「家庭保育への支援」という言葉の中に、旧来の女らしさを良しとする考え方が透けて見えます。

生活者ネットワークは「女性が生き生き働ける社会は、仕事と生活が両立する社会」と位置付けています。仕事だけ、家事だけという分業ではなく、男も女も仕事と生活の両方を生きてこそ、充実した幸せな人生を送ることが出来ると考える私たちとは価値観の隔たりを案じざるをえません。

*核兵器や原発について

こうした国政に絡む問題については三氏とも、核兵器はなくし、原発はゼロ、エネルギー問題については、省エネと再生可能エネルギーの活用を重要と述べています。核兵器禁止条約への日本の加盟については、鮎川・新井氏は「加盟すべき」とし、長友氏は「今後の動向に注視する」と述べています。また、再生エネルギーの導入目標値を設定することについては新井氏は設定すると述べていますが、鮎川・長友氏は再エネ目標値の設定ではなく、温暖化対策としてのCO²削減目標に言及しています。

*憲法と平和について

世界の169ヵ国の7,595都市が加盟する「平和首長会議」には調布市も加盟しています。新井氏は今後についても「加盟する」と述べています。鮎川氏は「平和教育の充実」、長友氏は「若い世代に平和の尊さをつたえる」としています。

今回の市長選挙について、調布・生活者ネットワークは一人の立候補予定者に絞ることは出来ませんでした。市民の皆さん一人一人が、完全ではなくても「この人に賭けてみたい」という一人を見つけていただくしかありません。「民主主義」とは国民、市民が一人ひとりの考えて選んでいくものです。実は、市長選挙の投票率は、いつも30パーセント台と非常に低調です。「分からないから」、「誰がやっても同じ」と棄権してしまうことは、民主主義を内部から崩壊させる行為です。ぜひ選挙に行き、考えて投票し、もし自分が投票した人が当選したら、その人がどんな政治をするのか、関心を持って情報を集めてください。そうした緊張感のある市政を、この機会に作っていく努力を始めませんか?