みなさんにお約束した政策を実現するための工程表づくりを調布ネットの仲間と始めています。また、更なる防災対策の充実を図っていくために、防災政策についての学習会にも参加してきました。
ドゥマンジュ恭子の推薦者である東洋大学の森田明美教授は、今回の選挙で、市民が生活者ネットワークの市民目線でのこだわりをしっかり評価したのだと評してくださいました。その上で、生活者ネットワークに次のような一文を寄せてくださいました。
「しっかり考えてほしい。あなたたちは投票権を持たず、いつも無視され続け、声を聞いてもらうことがないにもかかわらず、この国の後始末をつけさせられることになる子どもたちへの責任をどのようにしてとるのか。今日からていねいに市民に語り続けてほしい」
福島の事故は、まさにこのことをまざまざと思い知らせてくれます。何の罪もない多くの子どもたちが、放射能にさらされ、友だちや家族と離れたり学校を変わったり、大きな変化を否応なく迫られています。大人も同じ目にあっているとはいえ、大人は一応は説明を受け、投票もし、自分なりに納得したり反対の声をあげたりすることはできました。そうしたことが何も保障されなかった子どもたちが、何十年もかかるこの事故の後始末をつけるのです。
有り余っているわけではないのに、私たちは電気を使いすぎていたのではないか。この2ヶ月間の節電状況を見て、切実にそう思います。夏日だった今日、電車やバスに乗って「あ、寒くない!」と驚きました。いつもいつも寒いほどの冷房に文句は言って来ましたが、いつも無視されました。やっと本来の生活の見直しが始まるのかも知れません。
ことは原発事故に限りません。子どもたちの未来を守ろうとすることが今の私たちをも救うのだと考えます。どんな未来を作るのか、子ども目線で考えていきたいと考えます。