生活クラブまち委員会は、電子レンジ・テレビ・携帯電話などから発生している電磁波を測定する機器を購入。講師にガウスネット代表懸樋哲夫さんをお招きして、機器の使い方・こどもたちの健康への影響などについて学びました。
と き 2005年4月15日(金)10時 00分 〜 12時 00分
ところ 生活クラブ生協調布センター2Fホール(京王線国領駅南口より徒歩3分電話0424-83-4881)
主 催:多摩南生活クラブ生協調布狛江まち委員会
共 催:調布・生活者ネットワーク環境部会
●英国では8歳未満の子どもは使用禁止
電磁波により白血病や小児ガンにかかるというリスクがみとめられたため、英国では8歳未満の子どもは携帯電話の使用が禁止されている。携帯電話を使用した時の脳が電磁波を吸収する様子は子どもほど多いため、オーストラリアでは携帯会社が「10歳未満には売らない」と約束している。ロシア、ドイツでも携帯電話使用の年齢制限の勧告をしてる。しかし、日本では電磁波によるリスク評価すら認めていません。
●被爆の時間を少なくし、1.5メートル離れる!
電子レンジは箱の中に入っているので、まだしも、今盛んにテレビなどで宣伝している「電磁調理システム」は、むき出し状態とも言えるため問題がある」との指摘もありました。使わないときはコンセントを抜いておくのがいい。省エネにもなりますしネ(^。^)
講師のお話の後、早速参加者のお手持ちの携帯電話で、数値をはかってみました。携帯電話から自宅に電話をかけてみると、急激に数値が上がったのにはびっくり。「いつも同じ方の耳で聞く癖などは直したほうがいいでしょう」とのアドバイスもありました。
●今後の予定
夏休みを利用して学校や幼稚園、公園など子供たちの生活圏の電磁波測定や中継アンテナ所在地調査をおこないます。ぜひご参加ください。
また、ご自宅の調査をしたい人には、測定結果アンケートに協力出来る方を対象に、機器の貸し出しも行う予定です。
問合せは 調布・生活者ネットワーク0424-87-3087へ。
(ネット環境部会 荒木千恵子)