21年度の決算に反対しました

9月28日は第3回定例会最終日。2021年度の決算審査が主要なテーマとなる議会での、各会派の決算討論(決算への賛否と評価の表明)が行われました。2022年度予算に反対したのは生活者ネットワークだけでしたが、今回は共産党も反対。

生活者ネットワークの反対のポイントは、一つは外環事業に関する市民の個人情報漏洩事件です。市民と行政の間に大きな不信感を生みました。

もう一つは、「コロナの影響を受けた市民へ支援」を目的として市の予算を投じて行ったプレミアム商品券事業について。一冊一万円では「コロナに影響を大きく受けた市民には購入が困難だ」ということ、また、この事業に参加した店も2割ほどに過ぎなかった。前年の同じ事業の結果をしっかり検証して見直すべきだったと指摘しました。

その後、他の会派から賛成討論が続き、採決となり、更に各委員会報告と採決が続きましたが、陳情審査の報告が始まったところで、「幹事長会議のため、暫時休憩」と宣言されました。時刻は11時半。約5時間後に再開された陳情は、調布議会に関する、ハラスメント防止条例を求めるものでした。木下議員は「他の自治体での制定状況を見ても、調布市でも制定するよう求める意見を述べましたが、多数で不採択となりました。

10月1日付の新聞でも国会議員のハラスメントによる辞職が報じられているように、ハラスメントの危機はどこにでも存在します。議会として自らを律するための条例制定は不可欠だと考えます。