12月議会 生活者ネットワーク一般質問内容

<質問項目>特別支援教育モデル事業/クールサポーター/学校選択制/

★生活者ネットワークは今回、【学校教育】における①特別支援教育モデル事業 ②スクールサポーター ③学校選択制 を取り上げます。

◆生活者ネットワーク八木あきこー質問要旨ー
Q1:特別支援教育モデル事業について
(1)これまでの実践から見えてきた成果と課題は?
(2)最終年度の事業の目標と計画は?
特別支援教育は、軽度発達障がいといわれるAD/HD、LD、高機能自閉症などの障がいを持つ小・中学生で、通常学級にいる子どもに対して特別な配慮を行うものです。調布市は、04年度から3年間モデル事業の実施を指定されました。発達障がいを持つ子どもに対しては、適切な対応をすることで二次障害・問題行動を防ぐことができます。04、05年度に行われた事業の成果と課題をふまえて、06年度モデル事業の目標と計画を質問します。

Q2:スクールサポーターについて
(1)スクールサポーターの増員・充実を
(2)個別指導計画を基に担任との連携を 
スクールサポーターについては、実質的に、特別支援教育で支援対象となっている子どものサポートに入っていますが、05年度は人数的にとても厳しい状況です。サポーターの専門性に不安を持つ保護者が多く、さらに教員との協力体制がとれないことが問題です。解決に向けての提案をしていきます。

Q3:学校選択制について
(1)学校選択制は行政責任の放棄につながるのではないか。
16年度の「学校教育充実プラン」のなかで、「個性の伸長」を図るために学校選択制度を導入することが示され、17年3月議会で突然「19年度導入」が答弁されました。
今年度、市民も参加して「検討会」が実施されていますが、導入を前提とした議論で、選択制がもたらす根本的な「行政責任の放棄」という視点は抜け落ちています。学校選択制にしなければならない理由が不明確な上、小規模校の統廃合、学校の序列化、地域とのつながり、通学路の安全など不安要素が多いままです。「選択制」を導入する必要はないとの立場で質問します。