●ムダなダムをつくらず、安全でおいしい地下水を飲み続ける!
新宿から私鉄で15分の位置にあるわがまちは、開発にさらされ続けていますが、市民にとっては、まだ「水と緑に恵まれたまち」という思いがあります。
昨年のちょうどいまごろ「環境保全活動」をしている環境市民懇談会の人たちが集まり、今後の水と緑を保全していくためのワークショップを行ったのだが、そのときに、調布の水道水の3分の2が地下水でまかなわれていることを知らない人が多くなっていることが判明し、ショックを受けました。
調布の地下水を守る会の代表でもあった身として、1万人の請願署名活動で守った「安全でおしい調布の水道」については、誰でも知っていてくれること、という思い込みがありました。
しかし、毎年3分の1の住民が入れ替わるのが都市の姿だから、そういった市民の活動が知られること無く、うずもれていくのは残念ながら当然の成り行きだったのです。
これではいけない!
「市民がまちの姿を作り変えていくことが出来る」というメッセージを発信し続けていくことが大事なんですね。
そこで、
2月26日発行の「生活者ネット通信」生活者ネットワークNO.75の1面に、
地下水保全条例を制定し水と緑を回復します
ー安全でおいしい飲み水を飲み続けるー
と題し、地下水を取り巻く問題について、情報提供と生活者ネットの政策提案を掲載しました。1人でも多くの市民に読んでいただきたいとおもいます。(環境部会:江刺益子)