今回は選挙後初めての議会なので、13日に召集された後に議長から始まって、副議長や監査役、各常任委員会の割り振り、その他の組合議会の議員、審議会などの委員など、さまざまな役職を各会派で調整して決定していきます。すんなり早く決まる時もあれば、調整が難航して何日もかかるもあり、その時々の状況によってさまざまです。早く決めて議事に入ったほうがいいと思いますが、なかなかそういうときばかりではありません。
議会のあり方もさまざま
生活者ネットワークは、都内32の自治体に議員を送り出しているので、それぞれの自治体の情報交換を行います。議会召集前に議長や役職は決めてしまっている自治体もありますし、年間を通して議会日程をあらかじめ決めている自治体もあります。調布のように、議会を召集してから動き出すという自治体が大勢ではないと思います。一見議会の透明性を確保しているようですが、召集した後の調整作業は、市民の目に触れないところで行われるのですから、議会が始まっていてもいなくても大して変わらないのではないでしょうか。
スピード感のある議会に
今回の大災害を経験して、政治に何よりもスピードが必要という時があることをみんなが改めて感じたと思います。国会では、政局がらみの話ばかりですが、せめて市民生活に一番近いところにいる議会は、たてまえではなく、本当に市民が求める政治を行うために議論を尽くし、スピードを感じられる動きが出来ればと思います。