東京都知事選挙に向け生活者ネットは宇都宮けんじさんを支持
突然の石原都知事の辞任から、東京都知事選挙を実施することになり、脱原発を主要政策に掲げる弁護士の宇都宮けんじさんが立候補を表明しました。弱者救済をメインに弁護士活動を続けてきた宇都宮けんじさんが、その延長上で脱原発他、貧困・格差の是正、教育の再建、憲法を生かす都政の4つの政策の柱を立てました。
東京電力福島第一原発の事故を契機に、原発について改めて考え始めた市民が、原発の立地自治体でしか行われなかった住民投票を電力消費地である東京都で実施したいと、都議会に直接請求を行いました。直接請求に必要な有権者の署名を大幅に超える34万以上の署名を集めた市民のパワーが都知事選挙に向けた活動でも発揮されています。
調布市では、11月17日からの2週間足らずで、自分たちで作ったチラシを8万枚撒いたということです。
11月25日(日)夜には、「宇都宮けんじさんを知ろう」学習会が調布市文化会館たづくりで行われました。会場に集まった約50人は、宇都宮さんが立候補を決意した経緯を語る映像「決断の瞬間」を見たあと、宇都宮さんのそばで活動を共にしている上原さんからのお話を聞きました。前都知事や他候補の貴重な素顔情報や宇都宮さんが地道に積み重ねていらしたことがうかがい知ることができました。
なんとしても、宇都宮けんじさんに都知事になって欲しいその1点で、皆さんの気持ちが繋がっていた会だったと思います。
調布・生活者ネットワークとしても、この市民の動きと協力しながら、未来に希望を持てる新しい都政を実現するために、宇都宮けんじさんを「支持」して都知事選挙に臨みます。
東京においても少子高齢化が現実のものとなり、経済のグローバル化が格差社会の進行に追い打ちをかけている今こそ、未来に向けて原子力からの撤退を実現して生活する都民の立場に立った都政運営への大転換が必要です。お任せでなく、自治する市民のまち東京を実現するため、確かな目で都知事を選んでいくことが有権者に問われています。