今年で16回目「調布市予算への市民からの提案書」を市長に提出

 市民が予算の使い方を決める 生活者ネットの“一言提案”活動 

 今年で16回目となる「調布市予算への市民からの提案書」の2006年度版を長友市長に手渡しました。生活者ネットワーク政策委員会のメンバーが「市民からの提案」の環境・福祉・教育・防災・たづくり事業ほか提案のポイントについて説明を行い、市長との意見交換を行いました。 
 
「2006年度予算への提案」は全体で117項目=環境・福祉・子ども・教育・まちづくり・防災など
 新たな提案項目として【環境】では、アスベスト対策と公表・電磁波対策、【福祉】では、高校へ通う障がい児への通学介護の仕組みづくり、【教育】では中学校の学校選択制導入について市民の意見を聞き十分議論を尽くすよう求めました。【防災】対策では、各部課を横断した危機管理対策室の設置などを提案しました。
 ネットでは、すぐには実現できなくても「行政の考え方を変えていくために言い続けることが必要」との考えから、環境を中心に継続して提案している項目も数多くあります。(あまり評価できるとはいい難いのですが、実際に10年目にして実現したものもありました。)

★市民の思いがつまったこの予算提案をしっかり受け止め、06年度以降の市政運営に生かすよう、市長に求めました。 
 また、この提案の取り扱いについては、政策室で各部に振り分けるのではなく、各部課に全文を渡すこと、また回答については、責任部署を明記することをお願いしました。回答期限は2006年1月末です。

★「一言提案」活動にご協力くださいました皆様、ありがとうございました。2006年早々に生活者ネットワークに回答がとどきましたら、提案を寄せていただいた方・希望者に結果をご報告いたします。(2006.11.9 調布・生活者ネットワーク代表:八木あきこ )