地下水保全条例を調布にもつくろう!〜その1〜

調布の水道水の65%は「地下水」ってご存知ですか?

地下水保全条例を調布にもつくろう!

■地下水は発ガン性物質のトリハロメタン値も少なく、河川水にくらべて安全でおいしい飲み水です。
調布生活者ネットワークはネット設立の原点にもなった地下水保全の活動にとりくんできました。これまで、議会質問・予算提案、雨水浸透マス実験設置デモンストレーションなどをとおして、調布市に政策提案をつづけてきました。
 これらの活動の結果として「、地下水を大切にする」や「水循環」の考え方が都の施策に位置きはじめ、東京都水循環マスタープランにも多くの市民意見がいかされました。調布市でも、たづくりの雨水貯留利用施設設置、雨水浸透マスの補助制度が実現し、調布の水道水には約65%の地下水がつかわれています。
■地下水水は誰のもの?
しかし、一方で、湧き水、地下水が豊富といわれてきた国分寺崖線沿いの市区などで、湧水の真上にマンション建設、汚染された水源井戸に蓋をするのみ、といったことが依然として続いている状況があります。2004年3月に小金井市で湧水及び地下水を保全する条例が制定されました。地下水は地面の下で連綿とつづいています。一自治体だけでなく、複数の自治体が連携して水循環を守っていく必要があります。
 調布・生活者ネットでは、多くの市民のみな様とともに「調布にも地下水保全条例を」と考え、この7月から連続講座「地下水保全条例を調布にもつくろ」を開催中です。
今後、第1回、第2回の講座で話し合われた課題を「調布では?」の視点で整理しするワークショップの開催も計画中です。ぜひご参加ください。