◆特権的な議員年金・・・2

 

■年金の一元化に逆行する特権的な年金制度 
 公平で安定的な年金制度を維持するためには年金の一元化が必要とされていますが、議員年金制度は他の制度に比較してはるかにお得です。
 その最たるものが、同じ年金制度でありながら2つ以上の地方議員年金を重複受給できることです。例えば、65歳以上で3期市議を務めた都議会議員は現職のまま市議会議員年金を受け取っているのです。さらに都議を3期以上やった後は2つの年金を重複して受け取る仕組みです。
 実数として多くないからいいという問題ではありません。一般的な会社員が65歳を過ぎて働いていれば、比例報酬部分の年金を減額される厚生年金との違いが問題なのです。

■公的年金一元化の議論を進めよう
 市議会議員は市民意見を代表している以上、年金財政を明確にして市民とこの問題についても話し合うべきと考えます。
特権的な部分を是正して、簡素で公平な年金制度に一元化されるまでの間、給付水準の引き下げや遺族年金の停止などを生活者ネットワークは提案しています。

 生活者ネットワークは、議員を職業化・特権化しないという基本的な考え方から、活動の当初から議員年金のあり方について異議を申し立ててきました。また、生活者ネットワークの年金受給資格を持つ元議員は、受けた年金を福祉やまちづくり、政治スクールなどの市民活動に寄付してきています。
 
 国民年金の1号被保険者として国民年金に加入しているのが議員です。当面は自営業の人と同様に国民年金基金への加入というほうがわかりやすいのではないでしょうか。
 

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