第1回定例議会 基本的施策に対する質問 ①環境と参加と協働について

調布市が掲げる「参加と協働のまちづくり」を実効性あるものに進化させていくことが求められている今、自治の理念と市政運営に関する基本条例のあるまちとして、市民自治が実感できるまちづくりへと前進していくことを念頭に質問しました。

①環境と参加と協働について           

新たな調布の顔となる広場へと駅前整備が本格化しようとしています。今後の整備について、改めて調布の環境と特徴を理解し、新しい駅前広場のビジョンを明確にする必要があります。それはこれからを生きる世代へと引き継いでいく大きな贈り物としての視点で考えるべきです。今後の調布のまちづくりの要として、完成した広場を市民がどう使いこなしていくのかというソフト面での議論を優先して行っていく必要があり、分かりやすく示されたビジョンが共有されていなければなりません。

長年の市民の悲願だった踏切の解消が実現しその最終段階にある今、駅前広場を単なる交通結節の場とすることなく、市民が集い、利便性や賑わいの中に調布らしさを感じられる空間とするために、樹種などの植栽や安全な歩行者空間の確保、駐輪場の問題などについて、どう市民の合意を確認しながら全庁を挙げて推進していくのか。