通信153号発行しました

活動レポート153号 2026.8.25 発行責任者 下釜芳江

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調布市長選挙への挑戦について
市長選の結果と今後に向けて

7月5日に行われた調布市長選挙に、木下やすこは生活者ネットワークを離れ、無所属で出馬いたしました。

6期24年市政を担った長友市長が引退を表明し、元・前市議会議員の4人が立候補する構図となりました。木下やすこは、これまで通信で何度も取り上げてきた基地跡地留保地問題や子どもの権利、ケアラー支援、気候変動、物価高対策等々の政策を訴え、多くの市民の方々の共感と支持を得ましたが、結果は下記の通りとなり、当選は果たせませんでした。

生活者ネットワークの議席は、市民の声を代弁する「市民の議席」として活動してまいりましたので、市民の議席を失う結果となりましたことは残念ですが、市民自治を実践する私たちの活動は今後も継続してまいります。

そして、対話のある市民の暮らし優先のまちづくりに向けて、2027年の統一地方選には再び議席を獲得する所存です。今後ともご支援・ご協力をお願いいたします。

代表 下釜芳江

2026年調布市長選結果(投票率43.67%)
林 あきひろ 29,112票
井上 こうし 25,700票
木下 やすこ 20,457票
いそべ  隆 10,338票

調布市議会議員退任のご報告
 私、木下やすこは、7月5日投開票の調布市長選挙に立候補した6月28日、調布市議会議員を自動失職いたしました。2023年の地方統一選挙では3202票のご支持をいただき、市議会に送り出していただきましたが、任期をあと1年弱残して議席を離れることとなりました。これまでご支援いただきました皆さまには、任期を全うすることができなかったことをお詫び申し上げます。

市長選挙には無所属で臨みましたが、これまで調布・生活者ネットワークの活動の中で仲間とともに提案してきた生活者の視点に立った政策や、さまざまな方から寄せられたお声をもとに作った新たな政策を掲げ、20,457票をいただきました。賛同してくださる多くの方々に支えられ、市民の手作り選挙で戦い抜きましたが、残念ながら3位、落選という結果となりました。

しかし、国をはじめ政治家が国民を顧みず、数の力のみで暴走を続ける今、政治不信を募らせる方も多い中で、木下の政策に希望を感じ、応援に駆けつけてくださる方が日に日に増えていくのを感じました。その様子に、生活者ネットワークがこれまで積み重ねてきた活動の方向性は間違っていなかったと確信しました。

木下は、7月14日をもって調布・生活者ネットワークのメンバーに復帰いたしました。これからも、皆さまの暮らしの手元に届く、希望につながる政治を目指し活動してまいります。

木下やすこ

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第二回定例会 一般質問

昨年8月に公表された調布基地跡地留保地の公園整備計画は、多くの問題を残したまま進められている。長友市長が7月で退任する意思を表明していたため、課題認識を質すため一般質問をおこなった。

事業スキーム(仕組み)
 財務省が本計画を国有財産関東地方審議会に諮るに当たり、市が事前に提出した説明資料には、市民に未公開の事業スキームが記載されていた。

調布市は土地を購入し、FC東京の練習施設以外を整備する一方、FC東京は練習施設を整備して調布市に「負担付寄付」し、整備後は公園の管理運営を担う指定管理者となる仕組みだ。これは様々な問題を含んでいる。

指定管理者制度上の課題
 指定管理者制度は、民間の専門性などを活用し、サービス向上と財政負担軽減を図る手段である。たづくりやあくろすでも導入されており、事業者は公募型プロポーザルなど客観的評価で選定されるのが通常だ。しかし本計画では、FC東京を随意選定することが前提となっている。

FC東京が施設利用者でもあるため、市民利用の公平性が担保されるかどうかが懸念点だ。実際、他自治体ではプロサッカーチームが指定管理を担い、市民利用が著しく制限され問題となった事例もある。市は、制度上、利用者を指定管理者から除外する制限はなく、問題ないとの認識を示した。しかし、公共施設は本来、市民利用が100%担保されるべきなのであり、この認識は受け入れがたい。

FC東京から調布市への「負担付寄付」の課題
 説明資料は、<FC東京を指定管理者に選定すること>と<FC東京の練習施設の優先的利用>を条件とした、練習施設の「負担付寄付」が想定されていることを示している。練習施設はFC東京の利用が優先される上、寄付後は、その管理運営を担うFC東京に対して市は指定管理料を負担する。これを市民は「寄付」として受け入れられるだろうか。

FC東京に求める「応分の負担」は明らかにならず
 今年度予算には、市債20数億円を含む関連経費40億円余が計上されているが、公園整備費や完成後の指定管理料は含まれない。本事業を推進する根拠の一つである「にぎわい創出」の経済効果やFC東京の施設使用料、指定管理料など財政に関する重要な情報が不明なため、「応分の負担」の考え方を明らかにするよう求めたが、設計・管理運営方法が未定として答弁されなかった。

条例無視の計画
 本計画は、運動施設面積を公園面積の1/2以下とする都市公園条例の規定を満たしていないため、条例の改正が必須となる。このような議会の議決を必要とする条例改正を前提とした進め方への課題認識を質したが、市長答弁はなかった。担当部長は、パブリックコメントや議会審議を予定しており、条例に違反する施設整備ではないとの認識を示した。長友市長は、市民にも議会にも秘匿に計画を進め、後から条例改正するプロセスをレガシーとして残すのだろうか。

留保地の森の環境価値について
 5月の環境保全審議会では、留保地の自然を保護するべきとの意見が多数上がり、市は、水・大気・生態系・景観・脱炭素の側面で周辺環境への影響に留意し、緑の機能の維持・代替に努める考えを示している。しかし、環境アセスメントは実施されておらず、根拠となる現状が把握されていない中、何を維持するというのだろうか。

地元からは、署名とともに環境アセスメントや説明会を求める要望書が提出されているが、市長は推進を求める意見や要望のみに言及した。市長や行政に都合の良い意見だけを聞く進め方では、市が掲げる「市民が主役のまちづくり」は実現できない。ワークショップや説明会、意見交換会などを通じ、多様な市民が対話し、合意形成を図る民主的なプロセスが必要だ。新市長のもとでの軌道修正を求めていく。

議会報告(3ページにつづく)

一般会計補正予算第1号に賛成
予算額に4億9000万円余を追加(生活保護費等の追加支給、介護・障害福祉従事者の処遇改善など)

議員提出議案
「核兵器禁止条約第1回再検討会議へのオブザーバー参加を求める意見書」が可決

「国家情報会議設置法の廃止を求める意見書」および「憲法と国民総意に基づいた皇室典範議論を行うことを求める意見書」を共同提案したが否決された。

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「夏の生き物調査」報告
~生き物調査で分かる里山の生態系~

7/11㈯、調布地域協議会(生活者ネットワークも構成団体の一員)では、深大寺自然広場で、昆虫などの生息状況を探る調査を行いました。子ども23人を含む42人の参加者が、専門家のアドバイスを受けて草地や林の境界付近を丹念に探索し、ゴマダラチョウやバッタの仲間など、計22種の昆虫を捕獲しました。専門家から、鳥によるクワガタなどの捕食の痕跡や落ち葉を分解する昆虫などの説明があり、命の循環やこの地域の生態系が健やかに保たれていることを学ぶ貴重な機会となりました。

このような生き物調査を継続して実施する主な目的は、年ごとの生息データの変化を把握し、自然環境を長期的な視点で保全することにあります。こうした観測を積み重ねることで、地球温暖化などによる環境や生態系の変化の兆候を捉え、具体的な保護活動や環境保全施策へ活かすことができればと思っています。また、参加者が自然の魅力を体感することで自然環境に関心を持ち、大切な生物多様性を未来へつないでいけるよう、今後も定期的な調査を継続していきます。

D.K

シャボン玉月間の市長訪問報告
学校にはせっけんの設置を!

「シャボン玉月間」とは、せっけん運動ネットワークが「合成洗剤はやめてせっけんを使おう!」と地域や行政に呼びかける全国的な運動で、毎年7月に行われます。

それに先立ち、5月29日に市長を訪問し、シャボン玉月間に寄せるメッセージを依頼しました。その際、せっけんを使う大切さを訴えるとともに、学校現場で見聞きする「香害」で苦しむ子どもたちの声をお伝えしました。

新型コロナ感染症の発生時に手洗いや消毒が強化された際、薬用石鹸の使用で手が荒れたり、化学物質への過敏な反応が誘発されたりしたこと、暑い時期に、空調の効いた遮蔽された教室で教員が「エチケット」と制汗剤スプレーをふりまくことによって、苦しさを訴える子がいることなどです。

養護教諭だった当時、保健室でできる対策として、保健だよりで香害について周知をしたり、学校の手洗いや保健室のリネンの洗濯洗剤にはせっけんを使用したりしました。

学校には、子どもたちが安全に生活できるように教室の照度、水道水の残留塩素の濃度など、細かく学校環境衛生基準が定められています。しかし、その基準に香害対応の項目がないため、その追加を求める署名活動(カナリア・ネットワーク全国)も起きています。子どもが長い時間を過ごす学校の環境改善に向けて、まずはせっけんの設置と学校環境衛生基準の見直しを両輪で声をあげていきたいと思います。

下村美智子(元養護教諭)

議会報告(つづき)

陳情
 修学旅行中の生徒死亡事故をきっかけに、平和学習と安全管理をめぐり異なる立場から陳情が出された。

陳情第37号
 市立中における平和教育の中立性や修学旅行の内容確認などを市教育委員会や学校に求める内容。教育に対する政治(市議会)介入を促す内容のため、三鷹市や町田市議会などは審議対象とせず、府中市や狛江市議会など多くの議会は不採択とした。れいわネット・にじいろの会も不採択を求めたが、チャレンジ調布、公明党、自民党新政会、日本維新の会、立憲民主党、次世代調布、調布ミライ会議が趣旨採択を求め趣旨採択となった。

陳情第40号
 当該校の平和教育への文部科学省の介入を問題視する立場からの陳情。採択を求めたが、前述の陳情と同様、多数が不採択を求め不採択となった。

調布市議会の多くの会派において、政治と教育の関係や教育の政治的中立性に対する認識が不十分であることが明らかになった。

陳情第39号
 新たな遺伝子操作技術を使うゲノム編集食品が、安全性が未確立のまま非表示で販売されているため、消費者が選べるよう表示義務を国に求める内容。採択を求めたが趣旨採択に終わった。

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人・まち・風 地域への想い

誰もがみんな孤立せず、明るく住み良い街にしたい。特に未来を生きる子どもたちが笑顔で暮らせるように、みんなで助け合い支え合って、住み続けて良かったと思える地域にしたい。困ったことがあったらいつでも誰かが助けてくれる、そんな地域だったらいいな。助っ人が必要だったら、いつでも声をかけてね。そんな想いで「染地be-助っ人」の活動をスタートさせました。

2024年12月に、第一歩として染地地域センターでボランティアコーディネーターと一緒にみんながほっとできる居場所「染地びすけっと」を始めました。学校が休みの土曜日に、留守番をしてお昼を一人で食べている子、友達を探している子、遊び場所を探している子、孤立している親子もここに来れば誰かいます。おにぎりやおやつを食べながらみんなとおしゃべりしたり、折り紙やボードゲームを教わったり、ボッチャで遊ぶスペースもある楽しく遊べる場所です。子どもたちの笑顔が嬉しくて1年半が経ちました。

杉森小学校の「すぐーる」で周知をしていただき、集まって来る子どもが少しずつ増えています。お父さんお母さんも子どもと一緒にほっと一息つける居場所になっています。

ボランティアの仲間も増え、世代の垣根のない優しい温かなつながりができています。

「染地びすけっと」が土曜日の居場所として定着するように模索しつつ進んでいきます。

染地be-助っ人代表 安保 久恵

9月 おしゃべり カフェ
テーマ:議会について話し合おう
市民には想像がつかない議会の「珍常識」って?!
本当はとても大切な議会の役割とは?
など、ざっくばらんにおしゃべりしませんか?
9月は市議会の定例会もあります。
傍聴の感想を共有してもいいですね。

*日時:9月19日(土)14時~16時
*場所:市民活動支援センターコミュニティルーム(旧国領駅北ふれあいの家)
*参加費:無料
*申込み〆切:9月17日(木)
*主催:調布・生活者ネットワーク
*申込み・問合せ:042-487-3087(平日のみ)
waku2seikatusha@mpd.biglobe.ne.jp

オンライン申し込みはQRコードから

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メンバーや市民の皆さんの暮らしの中からの声をもとに調査や研究、学習会などを立ち上げ、行政への政策提案やネット議員の一般質問を通して課題解決をはかります。

ひとりの困りごとや気づきがまちを良くする一歩に。

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